5月末ごろ、二三日雨が続くと、梅雨が近いことを思わせる。迎え梅雨とか走り梅雨と呼び梅雨の前触れの意味で、歳によってはそのまま梅雨入りしてしまうこともある。高い梢には白い花が目につく季節でもある。
・いちじくの広葉潮来の走り梅雨(井本農一)
・書架の書の一つ逆しまはしり梅雨(林翔)
・味噌蔵のひしほの匂ひ走り梅雨(松本可南)
など、広葉を打つ雨の音やひしほの匂などに雨の季節の到来を感じ取ることができる
岡崎市・東三河・浜松市は家康公が青壮年期を過ごした地域であり、彼にまつわるスポットが数多く点在する。そのため県や市町村の垣根を越えて「三河・遠州 家康街道」と名付け、これらの魅力を繋げてゆく「家康街道で地域の魅力をつなげるプロジェクト推進委員会」が発足した。