⑥奥石(おいそ)神社・・滋賀県近江八幡市安土町東老蘇(おいそ)
奥石神社は延喜式内社で御祭神として天児屋根命(あめのこやねのみこと)
をお祀りしている。伝説では、日本武尊を危機から救うために妃の弟橘姫命が身代わりになって荒海に身を投げたが、そのとき懐妊していた妃は、波間に消える前に自分は老蘇の森に留まって女人安産を守ると言い残したと言われる。この話から奥石神社は安産の神として広く信仰されている。
本殿は天正9年(1581)織田信長が家臣柴田家久に命じて造営させたもので 国指定重要文化財。三間社流造で、桧皮葺の豪華の中に優美な落ち着きを持った建造物である。
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