目と鼻の先に里山がある、というより里山の麓に開けた住宅地に住まわせてもらっているといった方が良いかもしれない。熊にこそ会わないが猿や雉、鹿や猪は珍しくない。そんな場所なので鶯もチャッチャっという地鳴きやホーホケキョ、谷渡りと季節によって変わる鳴き声を聞かせてくれるが、畑を電気柵で囲っているのを見ると人と鳥、動物の間合いの取り方の難しさを実感する。
太陽の周りに白い暈がかぶっていることがある。春先に見られることが多い。白や虹色の輪のことを「ㇵロ」というそうで天気が下り坂のサインともいわれる。月にかかることもあって朧月などと呼ばれる。枝垂れ桜も遠目に見ると輪郭が薄れてひとまわり大きく見えることも。これも春の空気のせいかもしれない。